「ウコン染め布マスク」は口元で新型コロナウイルスを不活化する!

2020年のゴールデン(ステイホーム)ウィークが明け、ようやく新型コロナウイルスへの感染者数が減ってきましたが、感染防止のため、「3密」を避け、手洗いやアルコール消毒の励行ならびにマスク着用が求められています。

オーストラリアのニューサウスウェールズ大学による医療従事者を対象としたランダム化比較試験(2015)によると、不織布マスクに比べて布マスクは呼吸器疾患やインフルエンザ様疾患にかかるリスクを減らす効果が小さいそうです。

つまり、布マスクは感染者の口元からウイルスが付着した飛沫(0.3~0.5μm)の飛び出しを防いで他人にうつさないようにする効果はありますが、非感染者の布マスクに付いてしまったウイルスが口や鼻から吸い込まれるのを防ぐという効果は小さいということです。

布マスクでも手に付いたウイルスが口や鼻に付着するのを防ぐ効果はあるものの、新型コロナウイルスの直径は約0.1μm(1mmの一万分の1)なので、布マスクを容易に通過してしまいます。

ただし、ウイルスはブラウン運動の理論(0.1μmの粒子は1秒間に36.9μm変位)によって、布マスクの隙間を直線的に通過することができず、布マスクの繊維にぶつかりながらの侵入となります。

台湾の国立中興大学による試験管内実験(2013)で、「ウコンの主成分のクルクミンがエンベロープをもつウイルスの感染を阻害する」という報告があります。

エンベロープウイルスには、インフルエンザウイルス、エボラウイルス、新型コロナウイルスなどが含まれるため、クルクミンはアルコールと同様に、これらのウイルスのエンベロープを壊してウイルスを不活化させることが期待されます。

そこで、布マスクの繊維に抗ウイルス作用のあるウコン(主成分はクルクミン)を浸み込ませた「ウコン染め布マスク」を作製しました。

写真のように、白い布マスクがとても綺麗なレモン色になり、しかもウコン(秋ウコン)、お茶・だし用パック、それに定着用の食酢さえあれば、だれでも簡単に抗ウイルス作用のある「ウコン染め布マスク」が作れます。

残ったウコン液で白いハンカチを染めてドアノブカバーなどにしてもいいですし、白い布手袋を染めて、レモン色の抗ウイルス手袋として用いることもできます。

この「ウコン染め布マスク」もふつうの布マスクと同様に1日ごとに洗濯用洗剤で浸け洗いし、1週間に1度くらいの頻度でウコン染めをし直せば、抗ウイルス効果が回復します。

政府か支給された白い布マスクを抗ウイルス作用のある黄色い布マスクに変身させてみてはいかがでしょうか?