新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの予防には「生姜緑茶」が効果的!(生薑綠茶可有效預防新型冠狀病毒和流感病毒)

2020年2月2日(日)現在、新型コロナウイルス(Novel Coronavirus; 2019-nCov)が中国を中心に世界的な流行の兆しを呈しており、日本でも患者数が20人に達しています。

この新型コロナウイルスに対する衛生対策として、マスクの着用手洗いなどが推奨されています。

そもそも、イラストで示すように、ウイルスはその構造から、エンベロープ(脂質膜)のあるエンベロープウイルスと、エンベロープのないノンエンベロープウイルスに分けられます。

新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスはRNAウイルスで、かつエンベロープウイルスに属し、アルコール消毒によりダメージを受けやすいため、手やその他の皮膚の消毒を行う場合には消毒用アルコール(濃度70%)、物の表面の消毒を行う場合には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効です。

つまり、アルコールがエンベロープを壊してウイルスにダメージを与えるため、アルコール消毒が有効なのです。

スペインの国立テクノロギアアグラリア・アリメンタリア研究所の研究によると、緑茶のカテキン類のうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)には殺ウイルス作用があり、これまでにB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、単純ヘルペスウイルス1型、インフルエンザウイルスA型&B型 、日本脳炎ウイルス、ワクシニアウイルス、アデノウイルス、レオウイルス、水疱性口炎ウイルス、エンテロウイルス71型(手足口病)、チクングニアウイルス、デングウイルス、ジカウイルスなどに効果があります(Front Microbiol, 2017, etc.)。

また、韓国化学技術研究所の研究によると、緑茶のエピガロカテキンガレート(EGCG)は、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのエンベロープウイルスに対して広範な抗ウイルス活性を持っています(Antiviral Res, 2013)。

その作用は、EGCGが新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに対し、エンベロープを物理的に損傷させてカプシド内のウイルス粒子を収縮させたり、ノイラミニダーゼ(NA)といエンベロープ外のスパイク状蛋白質を部分的に阻害して細胞内で増殖したウイルスが細胞外に放出されるのを防いだりするのです。

また、韓国の全南大学での研究で、エピガロカテキンガレート(EGCG)ガロカテキンガレート(GCG)といったガレート部分(ガロイル基)を有するカテキンは、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus; SARS-CoV)の複製に不可欠な3CL-プロテアーゼというペプチド結合加水分解酵素の活性を阻害することで、SARS-CoVの増殖を防ぐ可能性を指摘しています(Biotechnol Lett, 2012)。

したがって、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの予防対策として、マスクやアルコール消毒も重要ですが、EGCGやGCGをたっぷりとるために煎茶葉を粉末にしてときどき飲むことをおすすめします。

一方、2020年2月1日、中国南部の湖南省で高病原性の鳥インフルエンザ(Avian influenza; Avian flu/bird flu)が発生したとの報告がありました。

パキスタンの獣医動物科学大学による研究で、抗菌効果が期待できるショウガとニンニクの水性抽出物もエンベロープを有する鳥インフルエンザウイルス(H9N2)に対し、抗ウイルス活性を示すことを明らかにしています(Pak J Pharm Sci, 2017)。

特に、ショウガはニンニクよりも細胞毒性(生きている細胞に何らかの障害を与える性質)が低いため、緑茶のEGCGとショウガを組み合わせると、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスならびに鳥インフルエンザに対して、より効果的な予防が可能になると考えられます。

是非、マスク着用や手洗いの励行に加えて、生姜緑茶」をチョコチョコと飲む習慣をつけることをおすすめします。

そして、中国の湖北省武漢市にある華中農業大学でのハチミツの薬効に関する総説によると、ハチミツ(ふつうのハチミツ・マヌカハニー・プロポリス)には広範囲な抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用があります(Saudi J Bio Sci, 2018)。

国立シンガポール大学の研究によると、ハチミツの抗ウイルス活性は主にピノセンブリン(Pinocembrin)と呼ばれるポリフェノール(フラバノン類)によるもので、ピノセンブリンがウイルスのRNA産生とエンベロープ蛋白合成を阻害します(Antiviral Res, 2019)。

したがって、生姜緑茶」にハチミツを加えて飲むと、さらにインフルエンザや新型コロナウイルスの予防効果が高まると考えられます。

なお、国産無農薬で、持ち運びが便利なスティックタイプの「生姜緑茶」にご興味・ご関心のある方は、是非、以下のURLをクリックしてみてください。

https://item.rakuten.co.jp/food-medicine/

また、2020年2月4日(火)、午前6時~9時、FMラジオ(J-WAVE;81.3MHz)「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」という番組の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」というコーナー(6時30分~40分までの10分間)で、拙著『病気にならない!しょうが緑茶健康法』が取り上げられます。

この番組では、本の紹介とともに、食品医学研究所長の平柳要が電話による生出演で、しょうが緑茶健康法についてのさまざまな質問にお答えする予定ですので、お時間のある方は是非、お聴きになってください。