『医学博士が考案した長生きふりかけ』の“ダイエット効果”は凄いです!

2019年10月30日、サンマーク出版から出版した食品医学研究所長 平柳要著医学博士が考案した長生きふりかけでは、健康食材として、しょうが、にんにく、とうがらし、かつおぶしの4食材でのふりかけを提案しています。

この長生きふりかけの作り方(14日分)は超簡単で、しょうが14g、にんにく14g、とうがらし7g、かつおぶし70gを用意して、これらをチャック付きのストックバッグに入れて、よく混ぜるだけです。

この本の中ではあまり触れていませんが、かつおぶしには、下のイラストで示すとおり、三大うま味成分の一つであるイノシン酸が多量に含まれており、多くの出汁に使われています。

かつおぶしには、うま味成分の他に、ヒスチジン(histidine)という必須アミノ酸も多く含まれており、このヒスチジンが摂食を抑制したり、体脂肪の分解を促進したりすることが分かっています。

たとえば、中村学園大学による中高年肥満女性118名を対象とした研究(2004)では、ヒスチジンは摂食を抑制したり、体脂肪の分解を促進したりして、肥満の予防や改善に有効な必須アミノ酸であると結論づけています。

そのメカニズムについては、ヒスチジンは脳内でのヒスチジン脱炭酸酵素の働きによってヒスタミンに変化し、脳内ヒスタミン量が増えると満腹中枢に作用して食欲抑制効果を発揮すること、それに加えて、交感神経を刺激して体脂肪の分解(遊離脂肪酸の生成)を促し、体脂肪燃焼効果を発揮する可能性もあります。

また、中国のハルビン医科大学の疫学調査(2016)で、ヒスチジンの摂取量で4グループに分けて肥満度との関係を調べたところ、日常的にヒスチジンを最も多く摂るグループはあまり摂らないグループに比べ、関連する交絡要因の影響を排除しても、肥満になるリスクが0.65倍となり、特に女性では0.52倍と約半分になりました。

そして、ついにオーストラリアのモナッシュ大学での23編の関連論文のメタ分析&システマティックレビュー(2019年12月)によると、ヒスチジンの摂取群は、非摂取群に比べて、重みづけ平均値の差(WMD)が、ウェスト周囲長で-3.53cm小さく、ヘモグロビンA1c(HbA1c)値で-0.76%低く、空腹時血糖値で-11.34mg/dl低いことから、ヒスチジンの摂取は肥満と糖尿病の予防ないし改善に役立つと結論づけています。

なお、ヒスチジンは、かつおぶし100g中に約5g含まれ、食材の中ではかつおぶしに最も多く含まれています。

しかも、ヒスチジンは一日あたり4g(かつおぶしとして80g)までの摂取では安全性に問題ないとされていますし、味の素㈱による研究(2015)で、ヒスチジンの毎日の摂取が疲労感を軽減し、ワーキングメモリ(短期間記憶)作業のパフォーマンスを向上させることをプラセーボ(偽薬)との比較において明らかになっています。

つまり、『長生きふりかけ』は、しょうがの「ショウガオール」が体脂肪の燃焼を促し、「ジンゲロール」が糖質の腸での吸収を抑えますし、とうがらしの「カプサイシン」が体脂肪として蓄えられるのを防いだり、体脂肪の燃焼を促進したりしますし、にんにくの「アリシン」や「スルフィド類」が脂肪を燃やしてくれますし、かつおぶしの「ヒスチジン」が食欲を抑制したり、体脂肪の燃焼を促進したりしますので、『長生きふりかけ』は4つの食材によるクアドラ・ブロックで肥満を防いだり改善したりして、安全で信頼性の高い“ダイエット効果”を発揮します

つい最近のイラン医科大学での15編の関連論文のメタ分析&システマティックレビュー(2019年7月)によって、ニンニクによるダイエット効果は体重やBMIよりもむしろウエスト周囲(WC)を減らす傾向が強いことが明らかになりましたが、その理由の一つはニンニク中の硫黄化合物の「チアクレモノン(theacremonone)」も主に内臓脂肪の蓄積を防ぐのに一翼を担っているようです。