高めのLDL(悪玉)コレステロール値や中性脂肪値を下げる食材とは?

先日、血中のLDL(悪玉)コレステロール値と中性脂肪(トリグリセリド)値が高いという50代の女性の方から、どんな食材をとったら、これらが改善するのかという質問を受けました。 

一般に、LDL(悪玉)コレステロール値が高いと医療機関では「スタチン」という薬剤を処方しますが、スタチンはLDL(悪玉)コレステロール値は下げますが、中性脂肪値がますます上がってしまうとこがあります。 

また、中性脂肪(トリグリセリド)値が高い場合には「フィブラート」という薬剤が処方されますが、フィブラートは中性脂肪値を下げてもLDL(悪玉)コレステロールがますます上がってしまうことがあります。 

では、「スタチン」と「フィブラート」を併用すればと思うのですが、この併用は腎機能障害のある人には禁忌となっており、あまりおすすめできません。 

そんな人に試して頂きたいのは、「生姜緑茶」です。 

これまでに報告された10の論文をメタ分析した信頼性の高い結果で、生姜は高血糖や糖尿病の疑いのある人に対しては高めの空腹時血糖値を下げたり、インスリン抵抗性を改善したりして、高めのヘモグロビンA1cHbA1c)値を下げてくれます(中国/南京中医薬大学、2018) 

また、生姜は高めのLDL(悪玉)コレステロール値と中性脂肪値を下げ、低めのHDL(善玉)コレステロール値を高めてくれます(中国/南京中医薬大学、2018) 

一方、緑茶のカテキン、特にエピガロカテキンガレート(EGCG)は、閉経後の女性を対象とした無作為化比較試験で、高めの悪玉(LDL)コレステロール値と中性脂肪値を下げてくれます(イラン/アフヴァーズ・ジュンディーシャプール医科大学、2018)。 

上記の女性に対しては、生姜だけでもよいのですが、生姜に緑茶を併用すると、副作用の心配なしに、高めの悪玉(LDL)コレステロール値と中性脂肪値を、より早く、より確実に下げてくれますので、まさに「鬼に金棒」です。 

生姜は1日あたり生で20g、粉末で2g程度を2,3回に分けてとり、緑茶は煎茶で57杯くらいとると効果的です。 

食品医学研究所の楽天ショップで販売している『生姜博士の粉末生姜緑茶』では、無農薬の粉末生姜緑茶を1日スティック3本を目安に、3ヶ月くらい摂り続けると、効果が表われてくると思います。

なお、わが国ではお茶に対する残留農薬基準がかなり甘いため、煎茶を粉末にして全部飲んでしまう際には、残留農薬による生体影響が気になりますので、煎茶を粉末にして飲む場合には、無農薬か、有機栽培の煎茶を入手することをおすすめします。

食品医学研究所の楽天ショップには、https://item.rakuten.co.jp/food-medicine/