熱い緑茶を飲む人は胃がんのリスクが7.6倍!

胃がんは、男性では罹患率が前立腺がんに次いで多く、死亡率は肺がんに次いで多くなっています。

女性では罹患率が乳がん、大腸がん、肺がんに次いで多く、死亡率が大腸がん、肺がんに次いで多くなっています。

最近、緑茶と胃がんとの関係について、これまでに報告された複数の論文をメタ分析という手法で総合的に評価した、信頼性の高い報告が中国の第三軍医科大学(2018)からなされました。

それによると、緑茶を1日に6杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、胃がんにかかるリスクが0.79倍、つまり約20%下がることが分りました。

ところが、高温の熱い緑茶を飲む習慣の人はそうでない人の7.60倍胃がんにかかりやすいことが分りました。

その原因として、熱い白湯や粥は食道や胃に炎症を起こしやすく、炎症から潰瘍を経てがん化しやすくなること、そして約80℃を超える温度のお湯に緑茶を入れると、カテキン類が分解してしまうため、カテキン本来の抗がん効果が発揮できなくなること、などが考えられます。

胃がんの原因として、ピロリ菌のほか、食塩(塩蔵食品を含む)がよく知られていますし、発がんを抑制するものとして、野菜・果物(ビタミンCを含む)や緑茶が知られています。

しかし、緑茶でも熱いお茶や、熱々の食品の摂取は塩分と同様、胃がんの大きな原因になりますので十分気をつけてください。

なお、緑茶がなぜ胃がんの発生を抑えるのかについては、カテキン類の中で最強のエピガロカテキンガレート(EGCG)が炎症を抑え、しかも発がんの引き金になりやすいWnt/β-カテニン・シグナル伝達経路の恒常的な活性化を阻害するためだそうです(中国/聊城市人民病院、2016)。

ピロリ菌と胃がんに関して、胃がんになった人の90~99%はピロリ菌感染陽性者ですが、ピロリ菌感染陽性者が一生のうちで胃がんにかかるのは陽性者の2~3%に過ぎません。

上の写真は、食品医学研究所が楽天市場で販売している、無農薬の「生姜博士の粉末生姜緑茶」で、この箱の側面には下の写真のように、80℃以上の熱湯は避けるようにとの注意書きがあります。

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