特集「おろししょうがの体ぽかぽかおかず」を監修しました

雑誌「オレンジページ」2018年2月17日号(2月2日発売)の特集「おろししょうがの体ぽかぽかおかず」(p27~p35)を監修しました。

生の生姜には「ジンゲロール」という成分が多く含まれており、これを蒸したり、茹でたりして加熱すると、「ジンゲロール」の一部が「ショウガオール」に変わってきます。

ジンゲロールは末梢血管を開いて発汗を促すため、最初は体が温まったような気がしますが、その後、体熱を奪われ、体を冷やしてしまいます。

一方、ショウガオールは腹部腸間膜あたりの血流を増やし、かつ強心作用によって心臓からの血液拍出量を増やします。

つまり、ジンゲロールだけでなく、ジンゲロールとショウガオールの両方の働きによって、体全体を温めることができます。

また、生の生姜を100℃をはるかに超える温度で炒めたり、油で揚げたりすると、生姜の辛みがなくなってきます。

ジンゲロールもショウガオールも辛み成分ですので、辛みがなくなってしまうと、もはやジンゲロールもショウガオールも失われたことを意味します。

「豚の生姜焼き」ではあまり生姜を焼きすぎると、辛みがなくなり、健康効果は期待できなくなります。