インフルエンザ予防には70~80℃の緑茶湯が効果的!

今、全国的にインフルエンザが大流行しています。
そのため、インフルエンザが原因で学級閉鎖や休校になった施設は1,000以上にのぼるそうです。
そして、今季の特徴は、例年の同時期に比べて、A型よりもB型が多いことです。

もちろん、流行時の対策としては
●外出後の手洗いやうがいの励行
●マスクの装着
●適度な加湿
●十分な休養と栄養
●人混みを避けること
などがあります。

これらに加えて、韓国の延世大学校の研究では、図のように、緑茶(特に煎茶)に多く含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)やエピカテキンガレート(ECG)といったガレート基(ガロイル基)をもつカテキンが、A型、B型にかかわらず強力な抗インフルエンザウイルス作用を示すことを明らかにしています。
エピガロカテキンガレート(EGCG)やエピカテキンガレート(ECG)は、煎茶葉を70~80℃のお湯で抽出すると多く溶け出すので、70~80℃の煎茶を時々、飲むことをおすすめします。
また、煎茶葉の粉末を飲んだり、食べたりする場合には、お湯や水の温度に関係なく、EGCGやECGをとることができます。

以前、あるテレビ番組で、水出し緑茶はエピガロカテキン(EGC)が多く、このEGCが免疫細胞のマクロファージを活性化させるため、感染症などに有効などと報道されました。

しかし、インフルエンザに関して、エピガロカテキン(EGC)よりも、エピガロカテキンガレート(EGCG)やエピカテキンガレート(ECG)といったガレート基(ガロイル基)をもつカテキンのほうが、図のように同じ濃度(1000μM)において、20~40倍も予防効果が高いのです。
したがって、インフルエンザ予防には、70~80℃の煎茶を時々飲む(うがいでも可)か、粉末煎茶をお湯や水に溶かしたり、料理に混ぜたり入れたりしてとることをおすすめします。

京都大学による総説(レビュー)などで、インフルエンザ以外の感染症でも、エピガロカテキン(EGC)よりも、エピガロカテキンガレート(EGCG)やエピカテキンガレート(ECG)といったガレート基(ガロイル基)をもつカテキンのほうが予防効果が高いとの報告がたくさんあります。