ビワの葉や種の効能は?

 梅雨のこの時期、葉の形が楽器の「琵琶」に似たビワ(枇杷)の木はたくさんの実をつけています。

 中国南部原産のビワは昔(1500年ほど前)から、中国や日本でその葉や種が健康によいとされてきました。

 特にビワの葉を炙り葉毛を取り除いて、患部にあてたり、ビワ葉の上で温灸を行ったりしてきました。

 ところで、ビワの葉や種にはどんな成分が含まれ、どんな効能を有しているのでしょうか?

 その主な成分は、ウルソリック酸、クロロゲン酸、ケルセチン配糖体です。

 これらの成分には抗炎症作用・抗酸化作用・高血糖改善作用・抗ガン作用・抗肥満作用・肝・腎機能改善作用・脂質異常改善作用・抗血栓作用・抗加齢作用・抗アレルギー作用・鎮痛作用があります。

 ただし、ビワの葉や種にはアミグダリンが含まれており、青い梅と同様に青酸による中毒を起こすおそれがあります。

 そのため、ビワの葉や種を食するのは避けたほうが賢明です。